新機種には飛びついてはいけない理由
iPhoneに代表されるように、新製品が発表されるとショップに多くの方が来店されます。
一部のマニアだけでなく、一般のお客様も予約で来店される方が多いですが、私が販売員時代に多くのお客様を見た結果、「最新機種に飛びつかない方が良い理由」をまとめました。
新製品に飛びついてはいけない理由1
機種代が高い
新製品は当然機種代が高いです。
一括ゼロは勿論、実質ゼロすらほとんどありません。
新製品に飛びついてはいけない理由2
熱を持つ端末に注意!
最近のスマホは高性能になった故に、熱が籠ってしまう端末が少なくありません。
新製品が発売されてすぐに飛びついた方の失敗でよくあるパターンです。
初期不良ならある意味ラッキーですが、ほとんどの場合初期不良では無いので交換もありません。
特に最近はアプリを長時間使う方が多いので、熱の籠った端末をそのまま使い続けた結果、データが吹っ飛んでしまう例もありました。
「価格.com」などのユーザーレビューを参考に検討してから決めても遅くは無いでしょう。
失敗した端末を2年間使うよりは遥かに無難だと思います。
新製品に飛びついてはいけない理由3
性能が同等の場合が多い
例えば、今お読み頂いているあなた、
あなたが機種変更をする時に重視する点は何ですか?
ちょっと想像して見て下さい。
1「カメラを使うから画質が良いやつにしたい」
2「アプリをよく使うからバッテリー持ちが良いやつにしたい」
3「古いの使ってるから最新機種にしたいけど安いのがいい!」
私が接客したお客様のほとんどの方がこの中に当てはまりました。
実は、1つ前の機種と最新機種ではほとんど性能が変わら無いものも多いのです。
「材質が○○から○○になった」
「Androidのバージョンが○○から○○に変わった」
など、大概の方はこれらを実感することは無いでしょう。
そして3の「古い機種を使っている」方に関しては、上記を踏まえ最新機種が出て1つ前の機種が値下がりした時に、最新機種と同等のスペックの機種に変更する事をお勧めします。
機種変更で実質0円まで行くには時間を要しますが、運が良ければ数ヶ月~1年以内に「新規実質0円」のキャンペーンを行う場合もありますので、タイミング良く「更新月」且つ「電話番号が変わって良い」のなら全然可能性はあります。
ちなみに、機種変更の場合は、所謂「2年縛り」は無いので2年と1ヶ月目で機種変更したとしても違約金は発生しません。※2年以内に機種変更すると端末代金を割賦で支払っている方の場合は、「機種変前の端末の残金」+「機種変更後の端末代金」を月々支払う事になりますので注意!
最後に
最新機種は、店舗のスタッフでさえ十分に使用していないので、どんな不具合があるか等の参考にはできません。
スタッフの方も後々「この機種はこういうトラブルで持ってくるお客様が多い」と、知るので、私個人の意見としましては、「最新機種には飛びつかずに様子を見る」事をお勧めします。