スマホ・タブレットのあれこれ

元某大手キャリアのセールススタッフがスマホ・タブレットの機種選びやニュースについて書いてます。

ドコモの激安携帯「MONO MO-01」と格安SIM

先日、ドコモが2016年冬春モデル発表会で、本体価格一括648円という、格安スマホを発表し、早速話題になっています。

 

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果たして本当に「買い」なのか検証してみましょう。

 

 

スペック的には買い!

 

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上記がMONO MO-01のスペック表。

 

カメラの画質・バッテリー容量・防水・防塵、Volte・ハイレゾ対応と、本体価格がタダ同然とは思えないスペックです。

 

「現行の新機種には性能が見劣りする」という最もな意見もありますが、「パソコンと違いスマホの場合、最新機種は常にハイスペックさを持て余している」というのが私の持論なので、ガジェットファン以外の方が、何万円も出して最新機種を購入する方の気持ちがあまり分かりません 笑。

 

ただし、おサイフケータイ非対応なので、Suicaなどを使用している方には不向き。

 

勘違いしてはいけない、格安SIMとの比較

 

さて、本体が安いからと言って機種変更するのは待って下さい。

 

結局「MONO MO-01」は本体価格が安いだけで、今までと料金プランが変わることはありません

 

もしかしたら今後MONO専用のプランが発表される可能性もあるかもしれませんが(きっと無い)、他社からドコモへMNPする程のメリットは感じられませんし、他社へMNPしたい人を留める程でも無いでしょう。

 

格安SIMは、月々のプラン料金の安さが魅力ですので勘違いしませんように。

 

あくまで「MONO MO-01」は本体が安い、ということなので、両者のメリットは違います。

 

月々の支払い額を安くしたいなら、現状格安SIMが一番です。